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パラダイムを変える苦しさと新たな価値観

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なにげない日常にあふれている小さな幸せを大切に・ordinary days
日々の暮らしを楽しむご機嫌な毎日を送りたい、ライフオーガナイザー®武田 和美です。

昨日は次男の宿題の観察カードを書くため、公園へ。
指にとまっても逃げないなつっこい蝶々を捕まえて、絵を描きました、


明日からいよいよ6月。緊急事態宣言が解除され、皆さんの地域では学校や幼稚園、保育園はどんな状況でしょうか?

我が家の地域は、明日からクラスを3グループに分けて1時間だけの分散登校が始まります。

6年生の長男は、大量に出された宿題をほとんどやらずに遊びほうけて過ごしていました。

私は学生時代、良く言えば昔でいう優等生タイプだったので課題は早めにこなし、分数の線を定規でひいていたほどの生真面目でノートはキッチリきれいに取り、友達に見せてあげる役でした。

そんな私なので、時間ギリギリに登校したり宿題をやらない息子が信じられずに、以前は何で?どうして?と日々イライラしながらやらせようとコントロールしていました。

ここ数年でねばべきを少しずつ手放すことで、最近はあまり息子にうるさく言うことはなかったのですが、この休校中はやはり課題をやらないという事実に対し、言わないことが正直本当に苦しかったです。

「やらない選択をするならその結果も自分で受け入れるんだよ、誰の責任でもないからね」ということは常々伝えてはいましたが、本人は「分かってるよ」と言いながらも、私を試しあざ笑うかのごとく、やらないでいました。

この休校中、教育関係や子育て関係に携わる様々な方のお話をFacebook LIVEやzoomやYouTubeでお聞きし、自分の持っていた価値観と葛藤しながらも、これから本当に必要なことはこっちなのだと意識してきました。

そして今日。明日の準備をする段階になり、長男は朝からずっと独り言が止まらず「誰かやってない人絶対いるよなー」とか「あー、学校行きたくないなぁー」とか弟に「おまえ、ほんとに全部終わったの?すげー」など、不安を隠せない感じで喋り続け、いつまでも準備をせず、数時間が経過。

私は長男を呼んで、こうなるのは分かってたことだし、自分が選んだことだよ、というと涙を浮かべて泣いていました。

そして、確かに宿題は多かったけど、毎日コツコツやったらできたこと、先生たちも皆を苦しめようとして大量の宿題を出したわけではないし、これが不本意でもそうせざるを得なかったこと、お母さんはやらないってことができないから逆にやらない長男をある意味スゴイと思うこと、などを話しました。

その上で、今できることは何か?を長男と話して、終わった宿題と終わってない宿題を分けること、その他の荷物の準備をすることをしました。

やらなかったことで、自分を好きになったか?イヤになったか?を聞いたら、イヤになったとのこと。そこから明日からはどうするのかを自分で考えていくように伝えて、本人も気持ちの整理と諦めがついたようです。

私は本当はやらせたい!という思いがありますが、でもそれは誰のため?と考えると、子供を通してそれを自分の評価にしたいのだと感じました。

それでもやはり、自分のパラダイムを変えることはこんなに苦しいのかという実感と同時に、この対応ができた自分を少しだけ認めている新たな価値観の私がいます。

もちろん、緩やかな強制力は必要ですし、やらないことが良いわけではありません。

それでも、ただ元気に学校に行ける息子の存在承認をし、毎日のように洗濯物をたたんでくれたり、ご飯を作ることを楽しんだりしていたという面にフォーカスして、明日から始まる緩やかな日常を噛みしめながら過ごしていきたいと思います。

# by ritowanote | 2020-05-31 20:21 | 価値観

自分のリソースカード

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なにげない日常にあふれている小さな幸せを大切に・ordinary days
日々の暮らしを楽しむご機嫌な毎日を送りたい、ライフオーガナイザー®武田 和美です。

毎日、自由気ままに過ごしている息子たち。
全く宿題をする気のない長男に関してはもう本人の問題だと手放し、言いたくなる気持ちをぐっとこらえて黙って見守っていましたが、私を試しているかのように全くやらない…月曜日から分散登校が始まるのに本当にやらずに持っていくのか?と思っていたら、ベランダにキャンプ用のテーブルやらマットをセッティングして、いつぶりかに宿題を広げていました。

私から見たら、もはやあと数日で間に合う量ではなさそうですが…やれやれ、ようやくやるのか、と思ったのも束の間、タブレットでYouTubeを観ていました(汗)


さてGW明けの月曜日から息子たち、クラシスというオンラインスクールに参加しています。あっという間に3週目で明日が最終日になりました。

2学年ごとの10数名での授業で、国語・算数・英語と水曜日は全学年で特別授業と言ったカリキュラムで平日月〜金曜まで。朝の会は8時〜始まるので、長引く休校で少し遅めになっていた生活リズムもすっかり日常に戻り、来週から分散登校で再開される学校に向けて良いリズムになりました。

昨日の特別授業は低学年と高学年に分かれて行われました。高学年の授業内容はSDGsでした。

〝SDGsとは持続可能な開発のための2030までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されていて、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓ったもの。〟


まず、先生からの質問で、「みんなにとって働くってどんな感じ?」との問いに〝ワクワク、嬉しい、楽しい〟なのか〝ドキドキ、疲れる、不安〟なのかどちらかに手を挙げるとほとんどの子ども達が後者でした。

その後、SDGsとは簡単に言うと好きなことを仕事にして、自分も楽しいし、周りも楽しいし幸せ。自分自身の幸せがみんなの幸せになっている、そしてそれがずっと続いていくことだよーと先生からの説明がありました。

地球が生み出す1年間のエネルギー量−人間が使う1年間のエネルギー量=はとんでもなくマイナスになっていて、このままいくと2100年の東京の気温は43℃になる予想です、とかパーム油を作るためにこの20年でどれだけ地球の木が燃やされているか、などのお話。

「風が吹けば桶屋が儲かる」という例えから、全然関係なさそうなことでも全てが繋がっているんだよー、というお話の後に、ではその状況に対してどうしたら?という視点で

それしかないわけないでしょ!

という考え方で明るい未来を想像してみたら?というカードワークをやっていました。
シチュエーションカードに対して、リソースカードと言われる使える資源を使ってその状況に対策するとしたら、どんなアイデアがあるか?という発想力を引き出すワーク。


S.勉強熱心な母が子どもに勉強しなさい!と怒り、叩いたりして児童虐待で通報されそうになった

R.花・音楽・料理・スマホ・おもちゃ

これに対して子どもたちから出たアイデアは
▪︎お花を飾って気分を良くする
▪︎お母さんの代わりにご飯を作って喜ばせる
▪︎良い気分になる音楽をかける
▪︎スマホで怒ったお母さんの顔を写真に撮って見せて「もっと笑って」と言う


S.エアコンのない真夏の暑い部屋で熱中症寸前

R.メディア・アニメ・おもちゃ・外国人

これに対して子どもたちから出たアイデアは
▪︎メディアで天気予報を見て涼しいところに引っ越す
▪︎大好きなアニメを見て熱中して暑さを忘れる
▪︎外国人に寒気がするジョークを言ってもらう
▪︎アニメの世界に行く
▪︎ぬいぐるみを冷蔵庫に入れて冷やし、それを抱きしめる

…などなど、子どもたちからのアイデアに思わず笑いました。大人よりも枠がない子どもって本当に発想が豊かだなぁと改めて感じました。

そして、最後に先生から「自分の好きや得意をリソースカードにして、自分も楽しい、周りも楽しい、みんなが幸せになるような驚きを大切にしよう!」というようなお話で終わりました。

めちゃくちゃ面白かった〜と長男。
いつもは別部屋にいる私も息子の隣で最後まで授業を聞いてしまうくらい面白かったです。


朝の会でも、「一日のうちで一番会話をしているのは誰でしょう?」という質問から始まり、「それは自分です。自分とは毎日数万回も会話しています」
というお話がありました。

そしてそんな自分と会話するとき、注意する言葉(だって、でも、どうせ)を使うと本当はできることもできなくなってしまうよ、いい言葉(できる、嬉しい、楽しい、大好き、ありがとう)を使うと毎日がどんどんハッピーになるよ、とお話があり、昨日できたこと楽しかったかと、今日やりたいこと、頑張ることをそれぞれ呟くという朝の会。

学校ではなかなかこういう授業は受けられないので、受講してみて本当に良かったなぁと感じています。

同時に、私も改めて使う言葉に気をつけようと思ったり、仕事って楽しいものだし自分も皆も笑顔にするものなんだよ、というのを伝えて行きたいなと思いました。

# by ritowanote | 2020-05-28 20:35 | 子育て

料理は目でも食べている

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なにげない日常にあふれている小さな幸せを大切に・ordinary days
日々の暮らしを楽しむご機嫌な毎日を送りたい、ライフオーガナイザー®武田 和美です。


本日もファスティング回復期、「まごわやさしい」の和食で過ごします。

断食3日間は私は食事をしなかったので、息子たちに夕ご飯を任せることに。
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初日はシチュー、2日目は大好きなカルボナーラ。3日目は焼きそばを作りました。勉強は大嫌いだけど料理は楽しいらしいです。

そして「赤しかない、緑もないとおかしい!」と言ってトマトの横にキュウリを並べる長男。
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それを見て、私たちはやっぱり口でも料理を食べているけれど、目でも食べているんだなぁと。

よく、子どもが野菜が嫌いだから食卓に出さないと耳にしますが、たとえば緑の野菜だったら「緑色」は心身のバランスを整える効果があって癒し効果がある色なので、リラックスして食事をとることで消化吸収の力も高まるんだそう。

にんじんなど「オレンジ色」はエネルギーと解放感を与えてくれる色だし、暖色なので食欲増進効果も。

目で見た野菜は色の効果で身体や心を整えてくれるし、食卓にその野菜が並んでいたなという記憶としても残っていくそうです。

だからたとえ食べてくれなくても食卓に並べたほうがいいし、食べないと意味がないということはないのだそうです。

こんな味だったなぁ、という味覚的記憶はもちろん、こんな食卓の風景だったなぁ、という視覚的な記憶、そして楽しかった、和やかだったなぁという感情的な記憶。
食事は本当に五感で味わうものだからこそ、大切にしたいなと思います。

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# by ritowanote | 2020-05-27 10:00 | 料理・お菓子

3度目のファスティング

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日々の暮らしを楽しむご機嫌な毎日を送りたい、ライフオーガナイザー®武田 和美です。

ただいま人生3度目のファスティング中。

前回はこちら↓
ファスティングは最強のセルフケアと言われています。
▪︎食べ物からの添加物や経皮からの有害物質など、体内に蓄積された害細胞やゴミを除去できる
▪︎細胞の寿命が伸びて生み出すエネルギーも増える
▪︎新陳代謝を活性化する
などの理由から、腸内環境をリセットし、免疫力アップ、血液サラサラ、各臓器もきれいになるという、本当に身体をリセットできる手立て。

私がやっているのはミネラルファスティングというもので断食3日間は必要な栄養素が満たされたドリンクのみを飲むだけですが、空腹や体調不良などの辛さが本当にありません。

最近、片づけのプロの人たちがファスティングを取り入れているのがようやく分かってきた気がします。
「入れない」ことと「出す」ことの大切さ、そして必要なモノだけ取り入れていれば満たされてる感覚。
空間が整うことで暮らしが整うように、身体が整うことで心が整う感覚。きっとこれを体感しているのかなぁ。


準備期間を経て昨日までの断食3日間を終えて、今日から回復期。

今朝は3日ぶりに、梅流しと言われる昆布だしで煮た大根と煮汁が体中に染み渡りました〜。

stay home中も毎朝のランニングは相変わらず続けていたにも関わらず、習い事の送迎もなく一歩も外に出ない日々ですっかり流行りのコロナ太りに乗り3kg増にもなってましたが、身も心もスッキリしました!

体重コントロールの切り札的にもなり得ますが、やはりファスティングだけでなんとかしようということではなく、普段の食習慣+ファスティングという考え方が基本なので、回復期以降が大切ですね〜。

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# by ritowanote | 2020-05-26 15:45 | オーガナイズ

誰かのために作る食の喜び

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なにげない日常にあふれている小さな幸せを大切に・ordinary days
日々の暮らしを楽しむご機か嫌な毎日を送りたい、ライフオーガナイザー®武田 和美です。

一都三県を残して緊急事態宣言が解除されましたね。首都圏も来週には解除の方向で動きが見え始めました。

毎日学校に行って給食を食べて、友達と遊んだり習い事に行くのがあたりまえだった生活から、突如として人と会わない、家から出ないという生活になって3ヶ月。

大変だと感じていたこともいつしか慣れて、時間にも縛られない日々がなんだか心地よくもあるくらい、人間の適応力はすごいなぁと思ったり。

我が家のわんぱく息子2人も、家から一歩も出ない生活にすっかり慣れて自由気ままに過ごしています。

一昨日、長男が夕飯を作ってくれると言うのでお願いすることにしました。

夕飯は朝のうちにだいたい作ってしまう私。1週間のメニューもだいたい決めているので、冷凍してある食材は前日に冷蔵庫へ移します。この日はひき肉を解凍済みだったので、「これ使ってくれると嬉しいな」と伝えると、ひき肉を使ったレシピを検索してメニューを決めてくれました。まさかのロールキャベツ!めっちゃハードル高い〜と思いつつも、大丈夫と言うのでお任せすることに。
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玉ねぎが目に染みる〜と弟の1年生のときのメッシュ付の校帽を被る長男。キャベツを湯通ししたのは次男。

なかなかやるなぁ…と、聞かれた以外のことは見守り、ほぼ2人でロールキャベツを作りあげました!
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味もすごーく美味しかったです。長男は褒めてもらって満足気でした。誰かが作ってくれたご飯のありがたさ。そして誰かのために作って喜んでもらえる嬉しさ。
食事はただ食べるだけではなく、そんなことも教えてくれますね。

この休校中、おやつやご飯を一緒に作る機会がたくさんありました。息子たち、料理が結構好きなんだなぁと改めて感じました。

# by ritowanote | 2020-05-23 20:42 | 料理・お菓子


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