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子どもの叱り方・ほめ方

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なにげない日常にあふれている小さな幸せを大切に・ordinary days
ライフオーガナイザー®武田 和美です。
日々の暮らしを楽しむご機嫌な毎日を送りたい、そう思っています。

子どもの心のコーチング3日目を受講してきました。
今回は『子どもを伸ばすための叱り方・ほめ方』でした。
前回はこちら↓↓
■叱るのは誰のため?
怒ると叱るの違いって曖昧のように感じるところもあり、「怒らない子育て」が良しとされている昨今、どうしたら…と悩んでいる親はたくさんいるのではないでしょうか?私ももれなくその1人。
イライラしたくない!怒りたくない!と思ってもダメなことはダメと伝えなければ、きちんと育てなければ、と正しいを求めてはそれに反する子どもの言動を怒ったり…。

前回の『自分の心の声を聞く』で掘り下げた「○○すべき」や「○○ねばならない」などのマイルールを少し緩めたり、そこからくるイライラの本音に気づくことで怒りの気持ちを沈めることができると分かりました。自分のマイルールで子どもを思い通りにしようとするとき、これは自分のためで、それが怒るということ。

子どもが社会で気持ちよく生きていけるようにルールを教える、子どもの成長を願って大切なことを伝えるとき、これは子どものためで、それが叱るということ。

誰のため?なのかを感じでみると今、怒ったのは私のためだったなとか、これは子どものために叱るべきことだなとか、少しずつ意識するようになりました。

でもこの境界線は白黒ハッキリしたものではなくて、そこにはもちろん自分の価値観や夫の価値観、子どもの性格も大いにあると思うのです。だからこそ、正解はなく我が家の枠“家族のルール”が必要なのだと思います。そのルールは母親が1人で決めるものではないし、他人に合わせるものでもない。家族がいろんな場面で話し合いながら出来ていくものだと思います。

■ほめる=評価するではなく、承認する
○○ができてすごい!○○が上手!などとほめられたらもちろん子どもは嬉しいですよね。ほめるところがあったらもちろん、たくさんほめてあげたい。でも子どものほめるところがない…って思ったこと、私はありました。それは誰かと比べてそれよりも勝っていないから、○○ができていないから、他と比べてほめるところを探していたから。速い、強い、大きい…それが優れていると思ってしまう。

でもほめる=評価する、ではなくて子どものありのままの姿を認めてあげることならもっと簡単にできるかもしれない、と思いました。
たくさん食べたね、あいさつできたね、1人で起きれたね、時間守れたね、頑張ってるね…など、ありのままを認めること。他と比べるのではなく、事実を伝えること。
それが“あなたがいることに気づいているよ、見ているよ”に繋がるということだと。

ちなみに、年齢が少し上がってきた子どもには、返事をしてくれなくても「いってらっしゃい」や「おかえり」を言ったり、疲れていそうだったら「疲れてるみたいだね」と声をかけ、違う!と言われたら「ちがうんだね」と言えばいいそう。思春期ってこんななのかな?なんだか悲しい…ですが、見てるよ~気に掛けてるよ~のアピールをたくさんすればいいのかな。

「親」という字は“木の上に立って見る”存在、見守るしかできないのですね。

講師の葉月千恵さんがとても印象的なことを仰ってました。
「コーチングは“特効薬”ではなく“漢方薬”」と。

つい特効薬を探してしまうけれど、子どもも親もすぐには変われない。変わろうと努力しながら、自分の気持ちに気づきながら、ジワジワとくる?変化と、繰り返しの学びを続けていきたいと思います!

子育てを学ぶなんて、「真面目だねー」とか「頭で考えることじゃない」とか言われたりすることもあります。
皆が普通にできることを私は上手くできない、と思っていました。だからあまり人に言うのは避けていました。
でも学んだら少しずつ楽になりました。

お片付けも一緒だと思うのです。主婦が皆、普通にできることだと思われている、片づけが苦手なんて恥ずかしいこと、そんなふうに思っている人もいるかもしれません。でもそれはちょっとしたやり方を学んだり、自分に合った方法を見つけたりできたらきっと楽になります。苦手なことを学ぶことは恥ずかしいことじゃないのです。


by ritowanote | 2019-05-15 13:30 | 学び
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